金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん 仕事と人生の変わらない法則

おはようございます。金土日はゆっくりしすぎて更新ができませんでした(笑)

 

金曜日はバイトの後、先輩と飲みに行って、土曜日はスパに出かけて。日曜日はドライブに出かけました。はい、年末年始満喫です。

 

今日からは通常営業に戻ります~特に、社会人になる前の数か月、日々頑張っていこうと思います。

 

はい、それでは、今日は何を書くかというと、前の記事のようにオーディオブックにはまった私が、聴いた本の内容を思い出しがてらに綴ってみます。

 

『金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん 仕事と人生の変わらない法則』

本田健 著、PHP研究所

 

とても感動しました。お金の話をしているのに、登場人物が人ではなくゾウなので、かわいい感じに受け入れる事ができました。

 

主人公は、やる気のない、パン屋のナイーゾというゾウです。

ナイーゾの奥さんイレーヌと息子ケンゾーを中心に物語は展開していきます。

 

ナイーゾが同窓会で仲間と再会したとき、『ヘッジホント』という儲け話に遭遇します。ナイーゾは初め金儲けに興味がありませんでした。しかし、ケンゾーの「サッカーを習いたい」という願いを叶えるため、ナイーゾは疑いながらも、村では早いタイミングでこのヘッジホントを始めました。

 

初めは順調で、周りのゾウ達もヘッジホントを始めていきました。

村では、これによって自分の好きな事ができるようになり、性格が明るくなったゾウがいたり、仕事を辞めるゾウがいたり。ナイーゾはイレーヌから久しぶりに褒められたり、変化が現れていました。

 

でもある日、ヘッジホントが正しく運用されていないという事件が起きます。これに気づいたのは、子ゾウ達でした。

お金の授業でヘッジホントに興味を持った子ゾウ達が、村でどのような事が起こっているか、知り合いの大人ゾウに様子を尋ねる事で知っていきました。

そして、子ゾウ達は自分たちで仮説を立て、解決策を探りました。

 

最後には、ヘッジホントが大変な事になる前に事件を終わらせることが出来ました。

 

この事件の中で、ゾウ達は、本来必要だけれども見失っていたこと、を取り戻していきました。

ナイーゾはヘッジホントで儲けたら、向いていないパン屋をやめようと思っていましたが、

パンを買ってくれるゾウのうれしそう顔を見てやりがいを再発見し、家族の絆を強める事ができました。

 

私は、この本を通して、お金に振り回されない生き方をする、という事の大事さが良くわかると思いました。

 

お金は本来生活を便利にするための『手段』であって、

お金自体が『目的』になってはならない、と。

これは本当に大事だと思いました。

 

お金を稼ぐ事が良いんじゃなくて、

人々に幸せを届けるお礼としてお金がもらえるんだ、という事も。

 

とても勉強になる本でした。