グロービッシュについて

こんにちは。今日のランニングのお供に、こちらの本を書いてみました。

 

非ネイティブの英語術ー週刊東洋経済eビジネス新書No.80

 

英会話の欄におすすめで出てきたので、てっきり英会話が流れてくるリスニングなのかな〜と思っていたら、、、

がっつり日本語でHow toが書かれている本でした。ちょっと思い込みがちがって失敗。笑

 

でも、英語に対する考え方がちょっと変わったので、それについて書いてみます。

 

この本で冒頭に言われたこと、それは、英語ユーザーの7割はネイティブではないということ。

 

昔は、ネイティブのレベルに合わせるために、

ネイティブではない人たちが、必死に勉強していたが、

ネイティブではない人が7割いるという現実から、

話し手と聞き手が互いに理解できるように歩み寄っている、

という現状について説明されていました。

 

なるほど、と思いました。

 

今やネイティブが話す英語、が公用語なのではなく、もはやネイティブでない人が話す英語、ブロークンイングリッシュ、グロービッシュ公用語であると自覚することが大事である、と述べられていました。

 

そう考えてみると、私って英語喋れてるじゃん!って思えてきました。

 

私は留学生としょっちゅう英語でディスカッションしてるので、片言ながら、意思疎通はできていると感じています。あ、そうなんだ、これでいいんだ、って気づくことができました。

 

このレベルで十分なんだなって考えると、とても気が楽になるような感じがしましたし、

これなら社会人になっても、海外と関わりのある仕事を自分から積極的にやっていきたいなあと思えました。

 

日本の受験英語では、文法を細かく指摘されてしまうので、間違ったら嫌だなあと思って話せなくなるということがよくある、ということです。

私も以前はそうでした。言われてることはわかるんだけど、上手な返事の仕方がわからない、みたいな。

 

でも英語を話さざるを得ない環境にいると、そんなん関係ないんだって感じます。

 

昔、1ヶ月だけ語学留学したことがあるんですが、

第二外国語として英語を話す人たちは、文法とか、結構めちゃくちゃだったりするんですよ。

でも、めっちゃ話せる。意思疎通はできるんですよね。

 

最近思うのが、海外には空気を読んだり、間を読むみたいな文化もないし、発言がすべてだということ。

何か話し始めなきゃいけないし、それが無理なら単語とボディランゲージ。

 

それを理解することが、めちゃくちゃ大事なんだなあとつくづく感じています。

 

文化が違うとかいう点を考慮し始めるときりがないんですが、日本がかなり特殊な環境なんだなと思うと、改めて色々と考えさせられています。